組紐(くみひも)のプロがいる!
皆様、突然ですが「組み紐(くみひも)」ってご存じですか?
まずは「組み紐(くみひも)」のご紹介から。
↓組み紐の写真はこちら。


組み紐は日本の昔からある手作りの紐で、編み物や織物とは異なり「組む」ことで模様や形を作ります。
専用の台座に糸を掛けて交互に組んでいくと、糸が紐に変わっていきます。
昔の人は、組み紐を着物の帯(おび)をしめるために使ったり、刀(かたな)を持つときに使ったりしていたんですって。
でも今では、アクセサリーやキーホルダー、ストラップなどにも使われたり用途は色々!
そんな組み紐を上手に作るプロがいるんです!
使用する台座は↓こんな感じ-。一見丸イスのようですが、円の淵には切れ込みが入っていて、ここに糸を交互に引っかけて組んでいくのです。
糸は6本から48本まで組めるんだとか。


ちなみにこの台座はなんとご主人の手作りなんですって!22年前に作って下さったそうで、大事に使用されています。夫婦の愛を感じますね。
そもそも組み紐を始めたきっかけは、ご病気を患ってからだそう。ご家族に勧められ、その道の先生に教えて頂いたそうです。最初は乗り気でなかったとの事ですが、実際やってみると楽しくなり今に至ると。何よりも完成した時の喜びは格別だとか。素敵な趣味ですね。
というか、もはやプロです!!



↓拡大するとこんな模様。糸の本数や組み方によって様々なのです!

そして出来上がった組み紐は、職員にもおすそ分け。使いやすいようにフックまでつけて下さって!

←見て見て!左肩から下げているピンクと紫の組み紐!
職員が仕事で使う電話をフックにかけて首から下げてます。落とす心配もないし、なんて言ったって私達のモチベーションも上がるのです!!
好きな事に打ち込めて没頭できる時間が持てるって、いくつになっても素敵な事ですよね。
その熱量でこれからも素晴らしい作品を作り出して下さい!
以上、組み紐のプロのご紹介でした!