特別養護老人ホーム「マッシーテラス」でのレクリエーション活動報告 - 特別養護老人ホーム マッシーテラス

特別養護老人ホーム「マッシーテラス」では、利用者様の生活に彩りを添えるため、日々さまざまなレクリエーション活動を行っています。本日は、昼食に回転寿司の人気チェーン店「はま寿司」を取り入れたイベントと、午後には秋の味覚を楽しむ「ふかし芋」のおやつレクを実施しました。利用者様から大変好評をいただき、笑顔あふれる一日となりました。

 

昼のレクリエーション:はま寿司での特別ランチ

昼食の時間には、回転寿司店「はま寿司」のメニューを活用した特別ランチを提供しました。普段、施設内での食事が中心となる利用者様にとって、お寿司は特別なごちそうです。そのため、今回のイベントは多くの方にとって待ち望んでいた機会となりました。

 

お寿司のメニューは、利用者様の嗜好や健康状態を考慮して厳選しました。定番のマグロやサーモン、えび、玉子など、多くの方に親しまれているネタを中心に、食べやすいサイズで提供しました。また、飲み込みに配慮が必要な方には、柔らかいネタや刻み対応のメニューも準備し、誰もが安心して楽しめるよう工夫しました。

 

イベント中は、スタッフが「いらっしゃいませ!」と元気よく声を掛けながら、寿司職人の役を演じる場面もありました。その様子に利用者様から笑い声があがり、まるで実際の回転寿司店に来たような雰囲気を味わっていただけたようです。

 

また、利用者様同士やスタッフとの会話も弾み、「お寿司なんて久しぶり」「昔は家族と一緒に食べに行ったものだ」など、思い出話がたくさん飛び交いました。食事を楽しむだけでなく、交流のきっかけとしても非常に意義のある時間となりました。

 

午後のレクリエーション:秋の味覚「ふかし芋」

昼食後のゆったりとした時間には、秋ならではの味覚である「ふかし芋」をおやつに楽しむレクリエーションを行いました。今回は、地元で収穫されたさつまいもを使用し、ほくほくとした甘さが際立つ「紅はるか」や「安納芋」などの品種を蒸して提供しました。

 

ふかし芋は、利用者様にとって懐かしい味わいであり、多くの方から「昔は家の庭で焼き芋をした」「子供の頃は芋掘りが楽しみだった」といった思い出話を伺うことができました。また、蒸し上がったばかりのふかし芋を手に取り、その温かさを感じながら味わうことで、五感を使った楽しみを提供できました。

 

さらに、イベントの一環として、さつまいもに関するクイズや昔話も行い、ただ食べるだけでなく、知識や会話を楽しむ機会を設けました。例えば、「さつまいもの原産地はどこでしょう?」といったクイズでは、「南米」と答えた方や、「昔、飢饉のときに役立ったんだよね」といった知識を披露する方もおり、場が大いに盛り上がりました。

 

また、利用者様の中には、さつまいもにまつわる俳句をその場で作ってくださる方もおり、「秋深し ほくほく芋の 甘き香り」といった素敵な句が披露されるなど、文化的な交流も生まれました。

 

広報委員会からのご報告

 

今回の「はま寿司」と「ふかし芋」のレクリエーションは、多くの利用者様にご満足いただき、笑顔あふれるひとときを提供できました。「お寿司がとてもおいしかった」「芋の甘さが懐かしくて幸せだった」など、嬉しいお声をたくさんいただき、職員一同も大変励みになりました。

 

今回のイベントを通じて、利用者様の笑顔や元気な姿を多く見ることができ、食事や季節感を取り入れたレクリエーションの重要性を改めて実感しました。今後も、利用者様が日々の生活に楽しみや感動を感じられるような企画を実施していきたいと考えております。

 

これからも、施設全体で力を合わせ、利用者様の豊かな生活をサポートしてまいります。次回のレクリエーションもぜひお楽しみに!

 

以上、広報委員会からのご報告でした。