特別養護老人ホーム「マッシーテラス」お花見レクを開催しました
特別養護老人ホーム「マッシーテラス」では、今年も恒例の春イベントとして、お花見レクが開催されました。隣接する公園にはホームページにも掲載されている桜が今年も咲き誇り、その美しさが入居者の皆さんを魅了しました。
桜を見ながら職員がホームページの写真を入居者に見せると、一人の入居者が「今年の方がもっとたくさん咲いているんじゃない?こんなに満開の桜を見られるなんて嬉しいね」と語り、その場が和やかな笑いと喜びに包まれました。他の入居者たちも「本当に今年は立派ね」「春の力を感じる」と共感し合い、職員も自然の力強さを改めて感じた様子でした。
入居者の人数や状況に合わせて、より細やかな配慮が可能になりました。車椅子の方や体調に合わせて移動が難しい方にも楽しんでいただけるように、公園まで出向くグループと施設内で桜を眺めながらお茶会を開くグループに分かれての実施となりました。
お花見に出かけたユニットでは、青空の下、春の暖かな陽気に包まれながら満開の桜を楽しむ様子が見られました。その中で、公園に遊びに来ていた地元の子供たちとの温かな交流も生まれました。子供たちは興味津々に桜の木を眺め、「どうしてこんなにたくさんの花が咲くの?」と入居者に質問を投げかけました。それに対し、入居者の一人が「これはね、ソメイヨシノって言う桜なんだよ。日本の春を代表する花なんだ。」とにこやかに答える場面がありました。このやり取りは周りにいた職員や他の入居者の心にも温かさをもたらし、その場は笑顔であふれていました。
また、桜の木々の下で入居者の皆さんがゆっくりと景色を楽しんでいる中、一人の入居者がふと、「こんな綺麗な桜を見ていたら、お酒が飲みたくなるねえ。昔は花見で一杯やったものだけどね」と笑顔で語られる場面もありました。その言葉に他の入居者たちも「あの頃が懐かしいね」「今はお茶で乾杯だね」と和やかに笑い合い、職員たちもその会話にほほ笑みを浮かべていました。
一方、施設内でのレクを楽しんだユニットでは、窓越しに桜を眺めながら、お茶や桜をモチーフにしたお菓子を囲んで、和やかな時間が過ごされました。スタッフの一人が桜にまつわるエピソードを披露すると、入居者の方々は「昔はこんなに大きな桜の木の下で、お弁当を広げたものよ」と思い出話に花を咲かせていました。
職員の一人は、「各ユニットでの開催により、よりゆったりとした雰囲気の中で皆さんが楽しめているのが分かりました。今回の形式はとても好評で、これからも取り入れていきたいと思います」と話し、笑顔で今回のレクの成果を振り返りました。
お花見レクは、入居者一人ひとりにとって春の彩りを感じられる大切な機会となっています。今年の桜も、マッシーテラスに豊かな自然と笑顔を運んでくれました。
今後もマッシーテラスでは、季節感を大切にした行事を通じて入居者の生活を彩り豊かにする取り組みを続けていく予定です。
広報委員会よりのお知らせ